「ニュースで“円安”や“円高”という言葉を聞くけれど、為替レートってなぜ毎日変わるの?」と疑問に思ったことはありませんか。
為替レートは、日本のお金(円)と外国のお金(ドルやユーロなど)を交換するときの割合のことです。しかし、その数字は毎日同じではなく、常に変わっています。
この記事では、為替レートが変わる理由を、小学生にもわかるようにやさしく解説します。
為替レートとは?
為替レートとは、国どうしのお金を交換するときの比率のことです。
たとえば、「1ドル=150円」と書かれていたら、150円で1ドルと交換できるという意味です。
海外旅行で外国のお金に交換するときや、海外の商品を買うときに関係してきます。
為替レートはなぜ変わるの?
一番わかりやすい答えは、「ほしい人の数が変わるから」です。
これは、お店で人気の商品と同じように考えるとわかりやすくなります。
人気のおもちゃを想像してみてください。
- ほしい人がたくさんいる → 値段が上がる
- ほしい人が少ない → 値段が下がる
お金も同じです。
- 円をほしい人が増える → 円の価値が上がる
- 円を売りたい人が増える → 円の価値が下がる
このため、為替レートは変化します。
どうして「ほしい人」が変わるの?
では、なぜ円やドルをほしがる人の数が変わるのでしょうか。
主な理由を見てみましょう。
国の景気が関係している
その国の景気が良いと、「この国は元気そうだ」「安心してお金を持てそうだ」と考える人が増えます。
すると、その国のお金を持ちたい人が増えて、価値が上がることがあります。
反対に、景気が悪いと人気が下がることがあります。
金利が関係している
金利とは、お金を預けたときにつく利息のことです。
もし、ある国の銀行にお金を預けるとたくさん増えるなら、その国のお金を持ちたい人が増えやすくなります。
その結果、その国のお金の価値が上がることがあります。
ニュースや出来事が関係している
世界では毎日いろいろな出来事が起きています。
たとえば、
- 景気が良くなったニュース
- 大きな会社の発表
- 戦争や災害などの不安な出来事
こうしたニュースによって、「この国のお金を持ちたい」「少し不安だから手放したい」と考える人が増え、為替レートが動きます。
貿易も関係している
日本が海外にたくさん商品を売ると、外国の会社は日本円を用意する必要があります。
すると円を買う人が増えます。
反対に、日本が海外からたくさん商品を買うと、外国のお金が必要になるため、円を売る人が増えることがあります。
為替レートはいつ変わっているの?
為替レートは1日に1回だけ変わるわけではありません。
世界では時差があるため、どこかの国でいつも取引が行われています。
そのため、為替レートはほぼ24時間動いています。
ニュースで見る数字は、その時点の為替レートです。
小学生向けにまとめると
為替レートは、お金の人気で決まります。
人気があると価値が上がり、人気が下がると価値も下がります。
人気が変わる理由には、
- 国の景気
- 金利
- ニュース
- 貿易
などがあります。
つまり、為替レートは「世界のお金の人気ランキング」のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。
まとめ
為替レートが毎日変わるのは、お金をほしい人と売りたい人の数が変わるからです。
おもちゃや人気商品と同じように、お金にも人気があります。
ニュースで円高や円安を見かけたときは、「今日はどんな理由で人気が変わったのかな?」と考えてみると、世界のしくみが少し身近に感じられるかもしれません。

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