バックパックは、通勤や通学、旅行、登山など幅広い場面で利用されているバッグです。日本では「リュック」や「リュックサック」と呼ばれることも多く、日常生活に身近なアイテムの一つとなっています。
しかし、「バックパックとリュックには違いがあるのか」「容量は何リットルを選べばよいのか」と疑問に思うこともあるでしょう。
この記事では、バックパックの意味や特徴、リュックとの違い、代表的な種類、容量の目安、選び方についてわかりやすく解説します。
バックパックとは
バックパックとは、荷物を収納して背中に背負うバッグのことです。
英語では「backpack」と表記され、「back(背中)」と「pack(荷物をまとめたもの)」から成る言葉です。
一般的なバックパックには左右2本のショルダーストラップが付いており、両肩で背負えるようになっています。
手提げバッグとは異なり、バッグを持つために片手を使う必要がありません。両手を自由に使えることから、通勤・通学だけでなく、旅行や登山、サイクリングなどさまざまな場面で使用されています。
バックパックとリュックの違い
日本では「バックパック」「リュック」「リュックサック」という複数の呼び方がありますが、基本的にはいずれも背中に背負うバッグを指します。
バックパックは英語の「backpack」に由来する呼び方です。
一方、リュックサックはドイツ語の「Rucksack」に由来します。日本ではリュックサックを略して「リュック」と呼ぶことが一般的になっています。
そのため、バックパックとリュックを形状によって明確に区別する統一的な基準が存在するわけではありません。
商品カテゴリーやメーカーによって名称の使い方も異なるため、名称だけではなく、容量や機能、用途を確認して選ぶことが重要です。
バックパックのメリット
バックパックの大きなメリットは、荷物を背負って持ち運べることです。
左右の肩にショルダーストラップを掛けるため、適切に調整すれば荷物を両肩で支えられます。また、両手を空けた状態で移動できることも特徴です。
例えば、電車でつり革につかまったり、自転車を運転したり、旅行中にスマートフォンや地図を確認したりするときにも便利です。
収納スペースを複数備えた製品も多く、パソコン、書類、小物、飲み物などを分けて収納できるタイプもあります。
バックパックの主な種類
バックパックには用途に応じてさまざまな種類があります。
デイパック
デイパックは、日常的な使用や日帰り程度の外出を想定した比較的小型のバックパックです。
通勤、通学、買い物など幅広い用途で使用できます。
「デイパック」という名称に厳密な容量の定義があるわけではありませんが、大型の登山用バックパックなどと比較するとコンパクトな製品が中心です。
ビジネスバックパック
ビジネスバックパックは、仕事での使用を想定したバックパックです。
ノートパソコンやタブレットを収納する専用スペースを備えている製品も多く、書類や充電器などのビジネス用品を整理しやすい設計になっています。
手持ちと背負いの両方に対応した製品などもあります。
登山用バックパック
登山用バックパックは、アウトドアで長時間使用することを想定して設計されています。
製品によっては、腰で荷重を支えるためのヒップベルトや胸元を固定するチェストストラップ、背面の通気性を考慮した構造などを備えています。
日帰り登山から数日間の登山まで用途が異なるため、必要な装備に合わせて容量を選ぶことが重要です。
旅行用バックパック
旅行用バックパックは、衣類や旅行用品などを収納しやすいように設計されたタイプです。
大きく開閉できる構造や複数の収納スペースを備えた製品もあり、荷物を整理しやすいことが特徴です。
飛行機を利用する場合には、航空会社によって機内持ち込み手荷物のサイズや重量に制限が設けられているため、利用する航空会社の規定を事前に確認する必要があります。
バックパックの容量は「L(リットル)」で表示される
バックパックの大きさを比較するときによく使用されるのが「L(リットル)」という容量表示です。
例えば、20L、30L、40Lなどのように表示されます。
基本的には数字が大きいほど収納できる荷物の量も多くなります。
ただし、同じ容量でもバッグの形状や収納スペースの構成によって使い勝手は異なります。そのため、容量だけで商品を選ぶのではなく、収納したい荷物や用途も考える必要があります。
バックパックの容量の目安
バックパックに必要な容量は、用途や持ち運ぶ荷物の量によって大きく異なります。
日常的な外出で荷物が少ない場合には、小型のバックパックでも十分です。
通勤や通学では、ノートパソコン、書類、飲み物、衣類など、普段持ち歩く荷物が収納できる容量を選びます。
旅行や登山の場合は、宿泊日数や季節、必要な装備によって荷物量が大きく変化します。
特に登山では、防寒着や雨具、水、食料など安全に関係する装備も必要になるため、単純に「何泊なら何L」と決めるのではなく、実際に必要な装備を基準に選ぶことが大切です。
バックパックを選ぶときのポイント
バックパックを選ぶときは、容量だけでなく、用途に合った機能を確認しましょう。
まず重要なのがサイズです。普段持ち歩く荷物を無理なく収納できる容量が必要ですが、大きすぎるとバッグ自体がかさばる場合があります。
ノートパソコンを持ち歩く場合は、使用している端末のサイズに対応したPC収納スペースがあるか確認します。
アウトドア用途では、背負いやすさやショルダーストラップ、ヒップベルトなどの構造も重要です。
また、雨の中で使用する可能性がある場合は、生地やファスナーなどの防水・撥水性能も確認しておくとよいでしょう。「撥水」と「防水」は同じ意味ではないため、必要な性能に応じて製品仕様を確認することが重要です。
バックパックを快適に使うためのポイント
バックパックは、荷物の入れ方やショルダーストラップの調整によって背負ったときの感覚が変わります。
ショルダーストラップが長すぎたり短すぎたりすると、バッグが適切な位置に収まらない場合があります。自分の体格や製品の構造に合わせて調整しましょう。
また、必要以上に荷物を入れると重量が増えるため、持ち運ぶものを整理することも大切です。
特に登山など長時間背負う用途では、バックパックそのものの性能だけではなく、自分の体格へのフィット感や荷物の重量、パッキング方法なども快適性に影響します。
バックパックは用途に合わせて選ぶことが重要
バックパックとは、荷物を収納して背中に背負うタイプのバッグです。日本で一般的に使われる「リュック」や「リュックサック」と基本的には同じ種類のバッグを指します。
バックパックには、日常使いのデイパック、仕事向けのビジネスバックパック、登山用、旅行用などさまざまな種類があります。
選ぶ際には「バックパック」「リュック」といった名称だけで判断するのではなく、容量、サイズ、収納構造、背負いやすさ、防水・撥水性能などを確認することが重要です。
自分が何を持ち運び、どのような場面で使用するのかを明確にすると、用途に適したバックパックを選びやすくなるでしょう。


コメント