「立春(りっしゅん)」とは、二十四節気のひとつで、暦の上で春が始まる日を指します。毎年2月3日ごろから4日ごろにあたり、まだ寒さが残る時期ではありますが、季節の区切りとして重要な意味を持っています。
この記事では、立春の意味や由来、節分との関係、暮らしの中での使われ方まで、わかりやすく解説します。
立春の基本的な意味
立春は、中国で生まれた暦の考え方「二十四節気」に由来します。二十四節気とは、太陽の動きをもとに1年を24等分した季節区分のことです。
その中で立春は、冬至と春分のちょうど中間にあたる日とされ、春の気配が立ち始める節目と考えられてきました。
ポイントを整理すると、以下の通りです。
- 暦の上での春のスタート
- 旧暦では一年の始まりとされる重要な日
- 自然が少しずつ春へ向かう転換点
実際の気温はまだ低いことが多いですが、「春の兆し」を感じ始める日として大切にされています。
節分との関係
立春と深く関係しているのが「節分」です。
節分は「季節を分ける日」という意味で、本来は立春・立夏・立秋・立冬の前日にそれぞれ存在していました。しかし現在では、立春の前日だけが節分として残っています。
つまり、
- 節分=立春の前日
- 節分で厄を払い
- 立春から新しい季節が始まる
という流れになります。
豆まきや恵方巻といった行事は、新しい年(春)を迎えるための厄払いの意味を持っているのです。
立春にまつわる言葉や風習
立春大吉
「立春大吉(りっしゅんだいきち)」は、立春の日に貼る縁起のよい言葉です。左右対称の文字並びであることから、厄除けの意味があるとされています。
挨拶状の表現の変化
立春を境に、季節の挨拶が変わります。
- 立春前:寒中見舞い
- 立春以降:余寒見舞い
ビジネス文書や季節の手紙では、この区切りが重要になります。
立春は「気持ちを切り替える日」
立春は、気候よりも暦と文化の上での節目という意味合いが強い日です。
まだ寒い日が続いていても、
- 新しい目標を立てる
- 生活習慣を整える
- 気持ちを前向きに切り替える
といった“再スタートの日”として活用する人も少なくありません。
旧暦では一年の始まりとされていたことからも、立春は「小さな元日」ともいえる存在です。
まとめ
立春とは、暦の上で春が始まる日です。
- 二十四節気のひとつ
- 節分の翌日
- 旧暦では一年の始まり
- 挨拶や風習にも影響を与える重要な節目
まだ寒さの残る時期ですが、自然は確実に春へ向かっています。
立春をきっかけに、気持ちも新たに前へ進んでみてはいかがでしょうか。

コメント