震度とは?日本で使われる地震の揺れの尺度と過去の最大震度

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地震が発生した際、ニュースなどで必ず報じられる情報の一つが「震度」です。本稿では震度の意味、計測方法、そして過去に観測された最大震度について解説します。


1. 震度とは何か

震度とは、地震によって「その地点で実際にどれほど揺れたか」を表す指標です。震源の規模を表す「マグニチュード」と異なり、震度は建物や人が感じる揺れの強さを示します。

日本では気象庁震度階級(0〜7)が使用されており、細かい調整階級として「震度5弱」「震度5強」「震度6弱」「震度6強」が設けられています。


2. 震度階級の特徴

気象庁震度階級は以下のように分類されています。

  • 震度0:揺れを感じない
  • 震度1:わずかな揺れを感じる
  • 震度2:室内で感じることが多いが被害なし
  • 震度3:屋内で多くの人が揺れを感じる
  • 震度4:物が揺れ出し不安を感じる
  • 震度5弱 / 5強:家具の転倒や窓ガラス破損が起こり得る
  • 震度6弱 / 6強:建物被害が顕著、重い家具が移動または転倒
  • 震度7:倒壊の危険が高い、甚大な被害が想定される

3. マグニチュードとの違い

震度と混同されやすい概念にマグニチュードがあります。

  • マグニチュード:地震のエネルギー(地震の規模)
  • 震度:観測地点での揺れの大きさ

例えば、マグニチュードが大きくても震源が深い場合は揺れが弱くなり、逆に浅い場合は強く揺れることがあります。


4. 過去に観測された最大震度

気象庁が公式に設定する最大震度は 震度7 です。これまで震度7が観測された主な地震は以下の通りです。

発生日地震名備考
1995年1月17日兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)初の震度7
2004年10月23日新潟県中越地震震度7を再観測
2011年3月11日東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)広域で震度6強〜震度7
2016年4月14日・16日熊本地震本震・前震で震度7
2018年9月6日北海道胆振東部地震厚真町で震度7
2024年1月1日令和6年能登半島地震輪島市で震度7

震度7は観測史上最も強い揺れを示し、甚大な構造被害が発生するレベルと定義されています。


5. 震度の計測方法について

震度は現在、加速度センサーを用いた計測震度計によってリアルタイムに測定されています。過去のような人の体験に基づく主観ではなく、規格化された物理量によって評価されます。

これにより:

  • 地域差の精度向上
  • 即時地震情報の迅速化
  • 災害対策への活用

などが可能になっています。


6. まとめ

震度は地震の揺れの強さを示す重要な指標であり、防災・減災を考える上で欠かせない概念です。特に日本では震度7に至る強い地震が複数発生しており、建築基準法や防災研究の進展につながっています。

地震に対する理解は、自身や家族の安全を守る上でも重要です。防災用品の備蓄、家具の固定、避難場所の確認など日頃の対策も併せて進めておくことが推奨されます。

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