軍手とは?用途や種類、選び方までわかりやすく解説

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作業用手袋として古くから使われている「軍手」。園芸やDIY、引っ越し作業などさまざまな場面で見かけるものの、実際にどのような特徴を持つのか、どんな種類があるのかなどを深く知る機会は多くありません。

本記事では、軍手の由来や素材、用途、選び方までわかりやすく解説します。


軍手とは何か

軍手とは、綿糸または綿と化学繊維の混紡糸で編まれた作業用手袋の総称です。摩擦に強く、通気性があり、軽作業で手指を保護する目的に向いています。

家庭、農園、建築、運送など幅広い現場で活用されており、日本では最も身近な作業用手袋の一つといえます。


名前の由来

「軍手」という名称は以下の説が有力です。

・軍で使用されていた手袋が民間に流通したことによる名称
・「軍用手袋」を略したもの

現在では軍隊と関係なく一般用途で使用されています。


素材と構造

軍手の素材は主に以下が用いられます。

・綿
・綿+ポリエステル
・ナイロン混合
・耐熱繊維(特殊用途)

さらに、編みの密度を示すゲージ(7ゲージ・10ゲージ・13ゲージなど)によって厚みや使い心地が変わります。


軍手の特徴

軍手には以下のような特徴があります。

・物を掴みやすくグリップ性が高い
・通気性があり蒸れにくい
・安価で入手しやすい
・洗濯して繰り返し利用できる
・サイズバリエーションが豊富

一方で、防水性や防油性、防刃性能は基本的に備わっておらず、重工作業には専用の手袋が必要です。


用途の広さ

軍手は極めて応用範囲の広い作業用品です。

・園芸作業
・家具の搬入・引っ越し
・倉庫での運搬作業
・建築現場
・DIY作業
・アウトドア(焚き火、薪割り、設営など)
・清掃作業

特にアウトドアでは薪を扱う際の摩擦・汚れ防止として利用されることが多くなっています。


種類と機能の違い

軍手にはさまざまな派生タイプが存在します。

【滑り止め付き軍手】
手のひらにPVCの点加工やゴム加工が施され、グリップ性が向上。

【耐熱軍手】
焚き火や調理補助での使用を想定した熱対策タイプ。

【耐切創手袋】
特殊繊維で刃の滑りを抑え、切り傷を防止。

【薄手/厚手タイプ】
作業内容に応じて厚みを選択可能。

このように用途で選ぶことで安全性や作業効率が大きく変わります。


軍手の選び方

軍手を購入する際は以下のポイントが役立ちます。

【1. 作業内容に合う厚み】
細かい作業は薄手、運搬は標準、粗作業は厚手が向いています。

【2. グリップ性の有無】
重量物や丸いものを扱う場合は滑り止め付きが安全です。

【3. サイズ】
大きすぎると引っかかりやすく、小さすぎると手が疲れます。

【4. 素材】
綿比率が高いものは吸汗性が良く、混合素材は耐久性が高い傾向があります。


軍手とワークグローブの違い

軍手は軽作業に特化した布製手袋ですが、ワークグローブは用途に応じて防刃・耐油・防寒・防水など多彩な性能を持つものが含まれます。

作業内容が重い場合は軍手よりワークグローブが適切です。


まとめ

軍手は日本において非常にポピュラーな作業用手袋であり、低価格で汎用性が高い点が大きな魅力です。適切な種類を選ぶことで作業効率と安全性が向上します。

DIY、園芸、アウトドアが盛り上がっている昨今、軍手は再評価されている用品の一つといえます。

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