冬の積雪地域や山間部を走行する際に目にする
「冬タイヤ規制」と「チェーン規制」。
名前は似ていますが、求められる装備と通行条件は大きく異なります。
誤解したまま走行すると、通行できない・立ち往生する・罰則の対象になる可能性もあります。
本記事では、両者の違いを分かりやすく解説します。
冬タイヤ規制とは
規制の内容
冬タイヤ規制とは、積雪や路面凍結が予想・発生している区間で、冬用装備のない車両の通行を禁止する規制です。
通行できる車両
- スタッドレスタイヤ装着車
- タイヤチェーン装着車
通行できない車両
- ノーマルタイヤのみの車
特徴
- チェーン装着は必須ではない
- 比較的早い段階で「予防的」に出されることが多い
- 高速道路・国道・山道でよく見られる
チェーン規制とは
規制の内容
チェーン規制は、大雪や急勾配など、スタッドレスタイヤだけでは安全確保が困難な場合に出される厳しい規制です。
通行できる車両
- タイヤチェーンを装着している車両のみ
通行できない車両
- スタッドレスタイヤのみ(チェーン未装着)
- ノーマルタイヤのみ
特徴
- スタッドレス装着車でも通行不可
- 山岳路・峠・豪雪地帯で発令されやすい
- チェーンチェックポイントが設けられることもある
冬タイヤ規制とチェーン規制の違いを比較
| 項目 | 冬タイヤ規制 | チェーン規制 |
|---|---|---|
| 規制の厳しさ | 比較的緩やか | 非常に厳しい |
| 必要装備 | 冬タイヤ または チェーン | チェーン必須 |
| スタッドレスのみ | 通行可 | 通行不可 |
| ノーマルタイヤ | 通行不可 | 通行不可 |
よくある誤解と注意点
四輪駆動(4WD)なら大丈夫?
いいえ。
4WDでも、規制内容は同じです。チェーン規制ではチェーンが必要になります。
オールシーズンタイヤは?
路面状況やタイヤ性能によっては、冬タイヤとして認められない場合があります。
特にチェーン規制では必ずチェーン装着が必要です。
チェーンは持っているだけでOK?
装着していなければ通行不可です。
規制区間手前で必ず装着する必要があります。
冬道を走る前に確認すべきこと
- 出発前に 道路交通情報・高速道路情報 を確認
- スタッドレスタイヤ+チェーン携行が基本
- 天候悪化時は無理な移動を避ける判断も重要
まとめ
- 冬タイヤ規制:スタッドレスやチェーン装着車なら通行可能
- チェーン規制:チェーン装着車のみ通行可能
- スタッドレスタイヤでも油断は禁物
- 雪道では「事前準備」と「最新情報確認」が安全への近道
冬のドライブを安全に楽しむためにも、規制の違いを正しく理解しておきましょう。


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