車を運転していると耳にすることの多い「オービス」。
スピード違反の取締りに関係する装置であることは知られていますが、具体的な仕組みや、どの程度の速度で作動するのかまで正確に理解している方は意外と少ないかもしれません。
本記事では、オービスの基本から種類、違反した場合の流れまでを整理して解説します。
オービスとは何か
オービスとは、自動速度違反取締装置の通称です。
道路上に設置され、走行中の車両速度を自動で計測し、制限速度を大幅に超えた車両を撮影・記録します。
主な目的は以下の2点です。
- 重大事故につながりやすい速度超過の抑止
- 常時監視が難しい場所での効率的な交通違反取締り
オービスの仕組み
オービスは主に以下の流れで作動します。
- レーダーやレーザーで車両の速度を測定
- 設定された基準を超える速度を検知
- カメラが作動し、車両と運転者を撮影
- 画像データと速度情報が記録される
撮影されるのはナンバープレートだけでなく、運転者の顔が判別できる位置まで含まれるのが一般的です。
作動する速度の目安
明確な数値は公表されていませんが、一般的な目安としては次のように言われています。
- 一般道:制限速度+30km/h以上
- 高速道路:制限速度+40km/h以上
ただし、地域や装置の種類によって基準が異なるため、「この速度なら必ず大丈夫」とは言い切れません。
オービスの主な種類
オービスには複数のタイプがあります。
固定式オービス
道路上に常設されているタイプです。
高速道路や幹線道路に多く、箱型・門型などの形状があります。
半固定式オービス
装置本体を複数地点で使い回すタイプです。
見た目は固定式に近く、設置場所が不定期に変更されます。
移動式オービス
三脚型や車載型など、持ち運びが可能なタイプです。
近年は住宅街や生活道路にも設置されるケースが増えています。
オービスに撮影されたらどうなる?
オービスはその場で停止させる装置ではありません。
撮影された場合、以下の流れになります。
- すぐに呼び止められることはない
- 後日、警察から通知や出頭要請が届く
- 警察署で事実確認
- 違反確定後、罰金・反則金・点数処分などが決定
速度超過の度合いによっては、反則金ではなく罰金刑(赤切符)になる場合もあります。
よくある誤解
- フラッシュが光らなければ違反していない
→ 赤外線撮影など、光らないオービスも存在します。 - ナンバーしか写らない
→ 運転者特定のため、顔も撮影されます。
まとめ
オービスは、重大事故防止を目的とした自動取締装置です。
設置場所を把握することよりも、日常的に制限速度を守る運転を心がけることが、最も確実で安全な対策といえます。
速度は少しの油断で超過しやすいものです。
「大丈夫だろう」ではなく、「常に安全運転」を意識した走行を心がけましょう。


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