ご飯のお供として人気のふりかけ。なかでも「おかか」や「かつお」はどの家庭でも馴染みのある味ですが、実はこの2つには明確な違いがあります。
本記事では、おかかと、かつおふりかけの違いを原料・味・食感の3つの視点から解説し、どんな料理に向いているかも紹介します。
おかかとは?
「おかか」は主に鰹節を細かく削ったものに、甘辛い味付けをして乾燥させた食品です。
砂糖・醤油・みりんなどで佃煮風に味付けし、それを乾燥させたような味わいが特徴です。
おかかの特徴
- 甘辛く、濃いめの味付け
- しっとりした食感もある
- ご飯への馴染みが良い
- おにぎりの具として昔から人気
特に小さな子どもでも食べやすい、やさしい甘みのあるふりかけとして親しまれています。
かつおとは?
「かつお(かつおふりかけ)」は、鰹節そのものの風味を生かしたシンプルなふりかけを指します。
味付けは控えめで、鰹節の香りや旨味がストレートに感じられます。
かつおの特徴
- だしの香りが強い、あっさり味
- パラパラとした軽い食感
- 炊きたてご飯で香りが立つ
- 卵かけご飯、和風パスタにも相性が良い
「濃い味よりも、だしの旨味を感じたい」という方に向いています。
おかかと、かつおの違いを比較
| 項目 | おかか | かつお |
|---|---|---|
| 原料 | 鰹節に甘辛い味付け+乾燥 | 鰹節そのまま or ごく軽い味付け |
| 味 | 甘辛で濃い | あっさり、だし風味 |
| 食感 | ややしっとり、細かい | パラパラ、軽い |
| 向いている使い方 | おにぎり、子ども向け | 炊きたてご飯、料理アレンジ |
どちらも鰹節がベースですが、味付けの有無と食感が大きな違いです。
おにぎりに合うのはどっち?
おにぎりで人気なのは圧倒的におかか。
理由は、甘辛い味付けがご飯となじみ、冷めても味がしっかりしているためです。
料理に使いたいなら「かつお」
かつおふりかけは、他の食材の邪魔をしないので、
- 和風パスタ
- 冷ややっこ
- 卵かけご飯
- 混ぜご飯
など、料理のトッピングとしても使いやすいのが魅力です。
まとめ
おかかと、かつおふりかけはどちらも鰹節が原料ですが、
- おかかは甘辛い濃い味でご飯に合う
- かつおは香り豊かなあっさり味
という違いがあります。
気分や料理に合わせて選べば、ご飯がより美味しく楽しめます。
ぜひ自分の好みに合ったふりかけを見つけてみてください。

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