罹患の意味
「罹患(りかん)」とは、病気にかかることを意味する言葉です。
医療や公的な場面でよく使われ、日常的な表現でいえば「発症する」「病気になる」とほぼ同じ意味になります。
たとえば:
- 「インフルエンザに罹患する」=「インフルエンザにかかる」
- 「新型コロナウイルスに罹患した患者」=「新型コロナウイルスに感染した患者」
このように、「罹患」は病気に関する正式・専門的な言い方です。
罹患の使い方の例文
- 医療現場での表現
- 「今年の冬はインフルエンザの罹患率が高い。」
- 「罹患した場合は早めの受診が大切です。」
- ニュースや報告書などの表現
- 「市内でノロウイルス罹患者が増加している。」
- 「高齢者の罹患リスクが指摘されている。」
- 日常会話では?
- 会話の中では「罹患する」という表現はやや堅苦しいため、「風邪をひく」「感染する」「病気になる」などが自然です。
「感染」と「罹患」の違い
似た言葉に「感染」がありますが、意味には微妙な違いがあります。
| 用語 | 意味 | 例 |
|---|---|---|
| 感染 | 病原体(ウイルスや細菌)が体内に入ること | 「ウイルスに感染した」 |
| 罹患 | 感染などにより実際に発症した状態 | 「インフルエンザを罹患した」 |
つまり、「感染」したとしても、症状が出ない場合は「罹患した」とは言いません。
症状が現れ、医師に診断されるような状態を「罹患」と表現します。
罹患率・罹患期間などの関連用語
- 罹患率(りかんりつ):一定期間に病気にかかった人の割合
→「今年のインフルエンザ罹患率は昨年より高い」 - 罹患期間:病気にかかっている期間
→「罹患期間中は出席停止となります」 - 罹患歴(りかんれき):過去にかかった病気の履歴
→「過去に肺炎の罹患歴がある」
まとめ
「罹患する」とは、病気にかかることを指す正式な表現です。
ニュースや医療文書では頻繁に使われますが、日常では「病気になる」「感染する」などに言い換えると自然です。
健康を守るためにも、日頃から「罹患しないように」手洗い・うがい・休養を心がけましょう。


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